
石戸谷準のステンドグラス作品は、被せガラス、あるいはフラッシュガラスと呼ばれる透明(または、わずかに色のついた)地のガラスの表面に濃い色ガラスの薄い膜が被せられた二層のガラスを使用し、フッ化水素酸という薬品を用いて濃い色ガラスの膜を段階的に溶かし去ることによって出来る色の濃淡によって繊細で緻密な絵を描く、エッチング技法を多用しているのが特徴です。
このエッチング技法は非常に難しいだけではなく危険も伴うために、エッチング技法によってステンドグラス作品を制作するステンドグラス作家は、日本はおろか世界的に見てもほとんど存在しません。