雑記帳

できることをやろう2016ーその1-

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先週は、タングロン支援基金による東北支援活動に行ってまいりました。
参照→「再び・なにができるだろう?」

”支援”と言うのもおこがましいような活動内容ですが、基金に協力してくださった方々に、そしてそれ以外の方々にも、福島の現状の一端をお知らせできればと思います。東北への訪問支援活動は、ほぼ年に一度、2011年東日本大震災の翌年から続けており、今回で6回目になります。僕自身は、2014年の活動が最初、今回が2回目です。

前回の報告につきましてはこちらをご覧ください。

→「できることをやろう2014ーその1-」~その12まで

 
12日(月曜日) 19:00 太平洋フェリーにて苫小牧港発

小野氏は前日より体調すぐれず出発が危ぶまれたが、ぎりぎりになって出発を決断、予約したフェリーに駆け込み乗船。

フェリーに乗ってしまえば仙台まで15時間の旅、何もすることがないのでゆっくりと休息をとることができる。

 

寝台に荷物を放り込んだら、まずはデッキのテーブルで夕食。

支援活動中は、極力出費を抑えるために、持参のおにぎりやら何やらで済ませる。

 
船旅の夜は長く、普段できない四方山話をする貴重なひと時。

とは言え、12時前には就寝。

 

 
 
僕は翌朝5時に目覚めて大浴場へ。

湯船につかりながら、うっすらと明るくなり始めた遠くの空を眺める。

 

 
風呂から上がって6時頃、缶コーヒーを片手に、誰もいないデッキをうろつく。

小野さんはまだ起きてこない。

体調はどうなんだろう?

 

空は晴れ渡り、海は凪。

水平線の上を、大きな船が逆方向にゆっくりと移動していくのが見える。
水平線は、はるか遠くに思えるけれど、実はわずか4.5kmの距離にあるのだという事実を思い出した。
地球は丸くて小さな天体だ。
バタフライエフェクト・・アマゾンの蝶の羽ばたきが、台風となって日本を襲う。

ー続く

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