雑記帳

ステンドグラス研修旅行(関東篇)-1日目-

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北海道に暮らしていると、ステンドグラスを目にする機会がほとんどありません。
特に昭和初期や大正時代の古いステンドグラスとなると、片手で数えられるほどの少なさです。
昨年見学した小樽の「和光荘」はその希少な一例でした。

ボザール工房主催の海外ステンドグラス研修旅行は何度か実施していますが、先日は初めての国内研修旅行を企画しました。
北海道ではめったに見られない歴史的価値のあるステンドグラスを中心に、現代の作品も混じえながら、教室の生徒さんたち10名ほどを連れ、北関東と横浜三泊四日の旅です。

まずは、羽田から東新宿のホテルに直行し荷物を預けた後、都営大江戸線隣の駅の「小笠原伯爵邸」へ。~以後、ステンドグラスに関する詳しい説明は記述しませんので悪しからず~
                                                                         
ステンドグラス 小笠原伯爵邸 小川三知

 

スペイン料理の昼食をいただく前に、レストランスタッフの見目麗しき女性が邸内を案内してくださいました。

                                                                                                          
小川三知のモダンで珍しいデザインの作品があります。

 

 

 

 

次に向かったのは鳩山会館。
鳩山さんが首相になったとき、メディアは彼の資産家ぶりを伝えるために、この広大な邸宅を取材し、そこかしこの窓に収まる「豪華なステンドグラス」の数々を世に知らしめました。

ステンドグラス 鳩山会館 小川三知

 

                                                                                                                                                                                                       

                                                                                                                                               

鳩と五重の塔を描いた作品。
作者はやはり小川三知。

よく手入れされた庭を散歩した後の冷たいお茶がおいしかったなあ~。
お茶はもちろん無料サービスです。
そこでお金を払わせようなんてせこいことを鳩山さんはやりません。

ステンドグラス 新宿三丁目 山本容��

 

 

 

                                                                                                                      
この日最後の見学場所は、東京メトロ副都心線新宿三丁目駅。                                                       
以前にも紹介した山本容子さんの作品があります。
                              
しかしこの日は節電のため照明が消えており、北海道くんだりからわざわざこのためにやって来たんだから一瞬でも点灯してくれないかとしつこく頼んでみましたが、「電気系統がなんたらかんたら・・・」で無理ィ~とあっさり断られました。

ー続くー
 

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