雑記帳

時は虹色に輝くーその20-

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魚のエッチングができました。
作品パネル全5枚の内、4枚目から5枚目に渡って魚が泳いでいます。

パネル4枚目の魚のモデルはイワナです。
実物を見に行くことはできませんでしたが、その分自由にイメージできた気がします。
視点をどこに持っていくかを検討するために何枚かの下絵を描きました。最終的には、前方の右斜め上、下過ぎず上過ぎずという位置に落ち着きました。

イワナにはたくさんの亜種がありますが、北海道に棲むイワナはエゾイワナと呼ばれ、日本で唯一降海型と河川残留型に分かれる種類です(但し、北陸や東北にも生息する)。渓流のイワナの大きさは35cmくらいまでと言われていますが、海に降りたイワナは80cmくらいにもなりアメマスと名前を変えます。

しかし僕はかつて山奥の源流近くで40cm超のイワナを数匹釣り上げたことがあり、同じ場所で80cm近いイワナ(アメマス?)を目撃しています。 北海道にはまだまだ未知の自然が残されています。

僕の絵に、イワナに対する畏敬の念が少しでも表れているでしょうか。

ー続く

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