雑記帳

時は虹色に輝くーその36-

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左から2番目のパネルのサブタイトルは、

「樹々は歌う」

降り注ぐ流星
白樺林に巣づくフクロウ

 

この左から2枚目のパネルまでは、外景に木の姿が映る位置にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最上部は、天体のかけらが地球に降り注ぐイメージを抽象的にデザインしました。

時系列で考えると、作品全体の中でここの部分が一番最初です。

 

地球の生命は、隕石と共にやってきたと言われてますから。

 

 

 

 

 

フクロウは、作品全体の中心モチーフです。

強いけれどもデリケート、際立った存在ですが植物と一体化しているようにも見えます。

 

白樺を歌うように描いたのですが、これはなかなか伝わりにくいと思います。

幹の太さと並び方でトーンを整え、木肌の模様でリズムを刻み、葉っぱでメロディーを奏でたつもりなんだけれど、感じ取っていただけるでしょうか。

後ろの木もオーケストラの一員として合奏に加わっている、と思いたいです。

 

 

最下部。

反射素材として、金箔とダイクロガラスの他にハーフミラーを用いています。

ハーフミラーのエッチングにはフッ酸の原液を使用して腐食面を濁らせており、その部分はオパールセントガラスと同じく”半反射素材”と言えます。

しかしその違いを写真ではほとんど伝えられないことが残念です。

 

ー続く

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