雑記帳
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もう一つの地球が見つかる日ーその3-

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宇宙の誕生、あるいは星の誕生に関する理論的研究は、現代天文学の最も中核を占めるテーマです。
渦巻銀河の形成過程は長い間謎のままでしたが、1964年にフランク・シュー(中国生まれ)がC・C・リンと共に画期的な理論を提案しました。シューが21歳のときのことです。その後1977年には、恒星の誕生に関しても独創的な理論を発表し、現在の天文学の基礎を築いた立役者と目されています。

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した渦巻銀河NGC4414(wikipediaより)

 

シューが子供のころあこがれていたのはレオナルド・ダ・ヴィンチでした。「彼は絵も描けるし、科学もできた。おまけにたくさんの発明をした」と言って尊敬していました。現在70歳になったシューは、天文学のみならず科学の多方面に貢献し、スポーツやゲーム、芸術にも深い関心を寄せ、実践もしています。

その彼の最近の言葉です。
「研究に打ち込んでいる科学者は芸術家にそっくりだ。目標に変わりはない。科学者も芸術家も、追い求めているのは真理だ。違いは、科学における真理が外的世界の真理であるのに対して、作家や画家が見ている真理は内面的なものだという点にある」

”科学と芸術は人類の根幹を成すふたつの柱だ”と信じてきましたが、シューの言葉に勇気づけられる気がします。

それはそうと”もう一つの地球が見つかる日”はいつでしょうか?
本書では、「今後10年以内とはいかなくても、生きているうちに」と予言しています。それほどに現代天文学は急激な進歩を続けており、地球人類が宇宙の孤児ではないと証明できる日もそう遠くはないということでしょう。

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