雑記帳

しばれてます

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僕のブログを定期的に読んでくださっている人は数十人ほどと思いますが、その方々の大半は内地にお住まいです。まだ北海道を一度も訪れたことがないという方もいらっしゃるでしょう。
北海道は日本各地からの移住者が集まったが故に、その共通語として標準語が広まりましたが、それでもいくつかの方言はできました。例えば、「内地」という言い方は北海道だからこその表現ですし、「しばれる」というのも厳しい寒さの中で生まれた言葉でしょう。
北海道人にとっては当たり前のことでも、内地の人に話すと「えぇ~っ!」なんて異常にびっくりされることもあって、逆にこちらが驚くほどです。
で、もしかしたら驚いてもらえるかもしれないと思って、最近のボザール工房のしばれた様子をお伝えします。

最近で一番冷えたのは25日クリスマスの日でした。
札幌でー12度、江別でー16度でした。石狩川の川風が直接吹き付けるボザール工房ではさらに低く、-20度を超えていたのではないかと思います。
昨日はそれよりずっと温かく感じたもので油断したのが間違いでした。デザイン室に閉じこもって仕事をしていたら、作業場と台所の水道が凍りついてしまいました。
冬場は経費節減のため、教室がある日以外はデザイン室のみを暖房して仕事をすることが多いのですが、時折トイレに行ったりお茶を入れたりしていれば、まず日中に凍結することはありません。

                                                                                

しかし昨日は違いました。

ほんの1時間ほどの間にご覧のとおりです。

水道の蛇口から滴るしずくが氷柱を作っていました。

                                                                                                                                                                 

                                                                                                         

                                                                     

                                                                                                                                                                                                                                                                                                     

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

                                                                                                 

万が一凍結したときのためにと洗面器に溜めておいた水も凍りました。

凍結した水道管をそのまま放っておくと、しまいには破裂という事態を招きます。
一度やったことがありますが、まさに”破裂”そのもので、金属のぶ厚い管がこんな風に破れ裂け散るものかと驚嘆させられる光景でした。
その修理費も相当なもので家計が破裂するほどです。

                                                                                             
なんとしても早急に解凍しなければなりません。
電気にガスに灯油の暖房器具総動員に加えて、ドライヤーや熱々の蒸しタオルまで参加し、ちょろちょろと水が出始めたのは作業開始から8時間を経過した夜中の1時でした。

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