カテゴリー4

懐かしき庭-その8-

「線描き」の焼成が終わって「調子付け」の作業に入る。現代のステンドグラス作家は、電気炉という大変便利な道具を持っているため、夕方にスイッチを押すだけで、翌朝には絵付けしたガラスが焼き上がっている。しかしかつて炉を熱するために薪を焚いていた時... もっと見る

エッチングが終わって、絵付け作業に入る。前回のブログで、ステンドグラスの起源は中近東であることを述べたが、そこからヨーロッパに伝搬しキリスト教と結びつくことによって大きな発展を遂げた。ステンドグラスを窓を塞ぐための建材から、何ものかを表現す... もっと見る

カテゴリー4

懐かしき庭-その6-

納期が迫った別の仕事にしばらく専念していた。そちらが一段落したので、またこの仕事を再開する。 ガラスが一枚割れてしまい作り直す必要があった。それまでは効率よく仕事を進めてきたつもりだったが、ここで躓く。たった一枚のガラスのために数日間を費や... もっと見る

カテゴリー4

懐かしき庭-その5-

絵を描くということは、楽器演奏やスポーツにも似ている。手慣らしや準備運動もなしにいきなり本番スタートというわけにはいかない。ましてステンドグラスでは、ガラスカットの時に使う筋肉と筆を使う時に使う筋肉が全く別なので、肉体労働がしばらく続いた後... もっと見る

絵付け技法がデザインの主体になっているステンドグラスを制作する場合は、全体のデザイン画の他に、絵付け部分の実物大下絵を用意する必要がある。「19世紀英国スタイルパネル」においては、方向性の違う三種類の植物画「メインモチーフ」「縁飾り」「野の... もっと見る

ガラスを切り終わって全体を並べる。ガラスの色は、紙の上に置いた状態と、光にかざして見た状態とでは全く違って見える。特に紫色のガラスなどは、光を透さないと黒色にしか見えない。緑色のガラスも、かなり濃いめに見えてしまう。そのことを念頭に置いて、... もっと見る

  ジャルダンノスタルジックからの連絡は、「19世紀英国スタイルパネル」を大層気に入られたお得意様のご夫婦がいらして、同様のものをご所望とのことだった。 難しい注文 自分の作品を気に入ってもらうことは文句なしに嬉しい。人は自分の好きなものの... もっと見る

10年以上も前の話だが、ボザールステンドグラス教室の課題にするために一枚のパネルをデザインした。 ボザール教室のカリキュラムは、パリの工芸学校の方式に倣い、西欧に現存するステンドグラスを年代の古いものから順に模作しながら技術を覚える仕組みだ... もっと見る

「キスリング展」に関する投稿がしばらく続いたが、これで最後にしようと思う。 搬出 展覧会の搬出ではいつものことだが、「やり終えたあ~」という気持ちと「終わってしまった・・・」という気持ちが交互にやってくる。満足感と虚脱感、その中には多くの人... もっと見る

「キスリング展」は1ヶ月遅れで開催することができたが、その後1週間で6月になった。当初の予定では4月25日から開催だったから、季節感を考えて「ミモザ」と「サクラ」をテーマにしたキャンドルホルダーを作ったのだけれど、今となっては若干季節外れの... もっと見る

ほとんど諦めかけていた「キスリング展」開催だったが、5月25日の緊急事態宣言解除を受けて、翌26日から急遽開催されることとなった。ショップの設営は開催前日、午後からキャンドルホルダーを搬入し、展示作業もある程度は自分でやってよいと聞いていた... もっと見る

新型コロナの感染による影響は思わぬところに出ているようだ。「在宅ワーク」の人が多くなり、最初は「テレワーク」だったが、今は「リモートワーク」に移行しつつある。この3種類の言葉の違いは何だろう?ってしばらく前から気になっていたのだけれど、僕も... もっと見る

ブロックエディターというスマホ用ブログ記入形式を使って2回目の投稿。使い方を覚えながら、発想や思考方法の習慣を変え、文体も変えなければならない。ちょっと面倒だなと思いつつ、まあやってみようかということになった。 「キスリング展」開催延期 4... もっと見る

雑記帳

ちょっと暇なんで

「持病持ちの年寄りは買い物行くのも命がけ」の状況だけど、近所に散歩くらいはいいだろうと今季オープンしたばかりの野菜直売所を覗いて来た。直売所の棚は、まだ半分くらいしか埋まっていなくて、しかも大半は本州産の野菜が占めている。そんな中で目を引い... もっと見る

どんどん溶かして、次々曲げて、電気炉がフル稼働。 溶かすときには800℃、曲げるときには700℃まで炉温を上げますが、これはあくまでも目安、状況によって微妙に温度を調節しなければなりません。 時折、炉の扉を開けて中の状態を確認することがあり... もっと見る