雑記帳

我家のセキュリティー

2013年3月21日
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数年前、市内でやたらに空き巣の被害が増えた時期があって、自宅付近の家も一件残らず何らかの被害にあったほどでしたが、その時何故か我家だけは何事もなく、少々肩身の狭い思いをしました。ベテランの空き巣泥棒は、外から家の様子を見ただけで、そこに金があるかないか判るのだという話を聞いたことがありますから、随分失礼ではありませんか。

しかしそんな我家もネズミには大人気で、特に冬場の屋根裏は、ネズミの運動会を開催してるのかと思うほど賑やかです。最近は台所への道を開通させたらしく、頻繁に出没しては生ごみ漁りをしていました。流しでばったりと出くわして、目と目が合ったこともあります。

三日前の朝、ガスコンロに火が付かなくなり、ひっくり返して見てみたら、裏の電気配線がズタズタに噛み切られていました。
怒り心頭、騒音や盗み食いくらいは許せるけれど、ガスコンロの被害は甚大です。場合によっては大事故につながる危険性だってあります。もうこれ以上甘い顔は見せられません。古いネズミ捕り籠を引っ張り出して、ネズ公の通路と思しきところに仕掛けると、30分もしないうちにあっさりと一匹を ゲットしました。

捕らえたネズミをよく見てみると、丸々と太って毛並みも良く、黒目がちの目がクリンと光り、まだ半分子供のようです。あまり警戒心もないらしく、りんごの皮をやったら手で受け止めて嬉しそうに噛りつきました。ちょっと可愛い奴なんですが、飼うわけにもいかないし、二度と来ないように脅かしてから追放することにしました。


脅かすのは猫に会わせるのが一番だけれど、本物の猫はいないので、猫のステンドグラスの前に数時間さらして心的トラウマを与えてから、最後の食事としてクルミをひとつ食べさせ、昨晩遅く、人家から遠い河原の雪原に放してきました。

籠からのんびりと外に出たネズミは、雪の上を数メートルジグザグに走ると、低い潅木の根元にすべり落ちて見えなくなりました。
雪が消えるまで、暖かい土の中で過ごすでしょう。

それにしてもガスコンロの裏というのは全くの無防備で、簡単にネズミが潜り込めますから、セキリュティー対策としては不十分なんじゃないかと思います。せめて防護用の板を一枚取り付けることはできないものかな。それよりも、外部から家への侵入口を塞ぐとか、台所への通路を塞ぐとかするべきでしょうね。

今朝のTVニュースで知りましたが、東電福島原発の停電事故は、どうやらネズミが原因らしいということです。会見の担当社員が、しきりに黒焦げになったネズミの大きさの説明をしていたのは、もっと小さなネズミだったらショートしなかったと、津波と同様想定外の大きさだったのだと強調したかったからでしょうか。かつて東電は、政府と口裏を合わせて「原発は3重4重の安全策を講じているから全く事故の心配はありません」と断言していたはずですが、震災後の仮設機器にその安全策は適用されていないのでしょうか。

いずれにせよ、福島原発のセキュリティーと、我家の台所のセキュリティーは同レベルであるということがわかりました。

 

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