雑記帳

歳をとったら

2011年8月3日
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一昨日、運転免許証の更新に行ってきました。
免許を更新する度に確実に老けていく写真がいやで、ちょっとイタズラをしてやろうと10年前の写真を持参し、ばれるかな?どうかな?ばれたらなんて言い訳しようか、これってもしかして犯罪?
内心少々怯えながら警察署で手続きを進めますと、なんのことはない、その場で新に写真を撮って免許証に転写する最新システム、世の中は僕が歳を取るのと同じだけ確実に進歩しています。
せめてもの抵抗、若い婦警さんが「写しますよ、ハイッ」と言った瞬間に思いきり目を見開いてみたら、5歳くらい若く写ってました。(気のせいかも)

その前日、7月最後の日曜日は函館に行ってました。
午前中はパネルの取り付け、午後から展覧会の搬入と、かなりハードなスケジュールを予定していました。
出発直前までひとりで行くつもりでしたが、出来上がったパネルを見ると結構大きい、ひとりで持ち運ぶ自信がなくなり、いつも取り付けを手伝ってくれているガラス屋さんと二人で行くことにしました。
助けを頼んで正解、持ち運びだけではなく、現場作業もひとりでできる内容ではありませんでした。

歳をとると筋力が衰えます。
視力も低下します。
記憶力も衰え、想像力も減退します。
忍耐力や抵抗力もなくなります。

しかし良いこともあります。
それは歳をとった人のことが”解る”ということです。
少し前までは”解っているつもり”でしたが、今は本当に解るようになりました。

今回の函館の仕事は、高齢者専用マンション「リュミエール神山」のエントランスです。
自分がそこに住むとしたら、どんなステンドグラスが欲しいかと考えつつデザインしました。
                                                                              
ステンドグラス 高齢者 函館

 

タイトルは、「新緑の門」。

樹齢数十年の樹が、毎年春になると新緑の葉を繁らせ花を咲かせるように、常に若々しい心で暮らして欲しいという願いが込められています。

建物の玄関口で、人々を温かく迎え入れ、明るく送り出すという意味合いから”門”の形をイメージし、柔らかく爽やかな色調にまとめました。

ステンドグラス PEACE

 

 

午後からの搬入は、ギャラリー村岡。

「PEACE2011」展です。
9月3日まで。

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