雑記帳

”真剣に生きる”、”真面目に作る”

2013年7月14日
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ボザール工房があるJR江別駅近辺は、現在「やきもの市」で賑わっています。

 

毎年7月の第二土曜日曜に開催されて、今年で24回目です。

第一回目は、公民館の前で10店ほどが店を出し来場者がちらほらという小さな町内会のお祭りでしたが、今では出展数300店以上、来場者数は10万を越える大きなイヴェントとなりました。


 

僕は出店していませんが、毎年気に入った陶器をひとつ買うことにしています。

昨日買ったのはこれ。

道東の斜里窯、中村二夫さん作、ビアジョッキです。

手にして持った瞬間に決めました。

重過ぎず、厚過ぎず、肌触りが良く、ビールを注いだときの使い心地が想像できます。

 

 

 

 

高台の色合いと形はいつも気にする部分ですが、ここも一目で気に入りました。

登り窯で焼いているため微妙な焼きむらが付いています。

円錐型の深い掘り込みが、手馴れた職人の腕を感じさせます。

”斜里”と刻まれた素朴な刻印も良いです。

 

そのあとすぐ、作者の中村さんが工房を訪ねてくれて一緒にビールを飲むことになりました。
中村さんにはガラスのジョッキで、僕はもちろん手に入れたばかりの中村さんのジョッキを使いました。期待通りの美しい泡立ちでした。

中村さんの話は実に面白いです。
中学を出てから日本中を放浪し、17歳で北海道の最果ての地斜里にたどり着いて、そのまま住み着いたそうです。その後陶芸の修業のため 本州へ行きまた斜里へ戻って30年、地元の土を多くの手間をかけて使い、登窯を焚いてやきものを作り続けています。

”真剣に生きる”ということと、”真面目に作る”ということを見事に合体させている人に久しぶりにお会いしました。

 

 

 

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