雑記帳

できることをやろう2014ーその4-

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12日(金)は、午前中の相馬保育園での活動の他、午後にもう一件訪れる場所を予定していました。福島県の最北に位置する新地町にあるグループホームです。入居者のほとんどは認知症高齢者です。人数は10人ほど、職員を入れても15人ほどの小さな施設ですが、そこで演奏会を開くことになりました。東日本大震災の直接の被災者ではないけれど、当地にお住まいの方は家族や親戚、知人友人などに被災者がおり、何らかの形で辛い思いをされていることも多いようです。

14:30 グループホーム「ほうゆう」着。
ここにも玉ねぎをお渡ししました。

 

おやつの時までの30分間ほど、小野さんの笛の演奏に、皆さんにも太鼓を叩いて参加していただきました。

体が思うように動かせない方には職員が手を添え、また職員の笛吹き飛び入り参加もありました。

ほんのひとときでしたが、楽しんでいただけたかと思います。

16:30 相馬保育園に戻る。
遊戯室の窓に僕のステンドグラスを4枚飾らさせていただきました。

 

2枚は自然光が入る外窓に、2枚は間仕切壁の上部の内窓に飾りました。

これらの作品は、震災後の7月に仙台でのチャリティー展に出品した後、「PEACE 2011」として各地で展示したものです。

元々被災者の方々を少しでも元気付けたい、原発の意義を問ただしたいとデザインした作品ですから、今の相馬保育園にも役立つかもしれないと思ったわけです。

 

作業が終わったときにはすっかり日も暮れて、これは外からの窓の眺めです。

何か見慣れないものがあると気付いた子供たちや保育士さんたちが、「わあ~、きれい!」「かわいい!」と歓声をあげてくれたので助かりました。

僕のステンドグラスが本当に役に立つのかどうか自信がなかったものですから。

 

この日は再び新地町へと戻り、元園長の中江さん宅にお世話になりました。中江さんが予約しておいてくれたお隣宮城県の山間にあります「国民宿舎あぶくま荘」で、豪華な夕食と温泉をいただきました。少々溜まっていた疲れが一挙に消え失せた気がしました。感謝!

ー続く

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