展覧会が始まって二日目の夜、斉藤花さんが会場でミニコンサートを開いてくれました。
斉藤花さんといえば、知る人ぞ知る近頃売れっ子のシンガーソングライターで、日立製作所のWOOOシリーズやニベアのCMにも起用されています。
実は、ギャラリーのオーナー松谷芙美さんの姪なのです。
20名も入ればびっしりという場所で、著名なギタリスト間宮工さんとのセッションを、合計でたっぷり2時間も聞かせてもらいました。
う~ん、なんと言う贅沢!!!
合間には、芙美さんの姉淳美(アツミ)さんの手料理がふるまわれ、こちらもまたすばらしかったです。(食べるのに夢中で写真を撮り忘れました)
因みに松谷淳美さんはピアニストで、駅構内でのコンサート活動(通称駅コン)を日本で最初に始めた人です。
さらにもうひとつ、花さんのお兄さんが渡辺仙伺(センシュウ)さんという華道家で、花を2箇所に生けてくださいました。
28歳らしい若さ溢れる作品です。
花ちゃんと仙伺くん(突然呼び方が変わってしまいましたが、ただそばで見ていると普通のかわいい兄妹なのです)が突然早口の英語で会話し始めて、ちょっとびっくりしました。
二人ともオーストラリア育ちなので、当然のことなのですが。
”Bienvenue chez nous(ようこそ わが家へ)”の名のとおり、”ようこそ 松谷家へ”という一夜でした。