ブロックエディターというスマホ用ブログ記入形式を使って2回目の投稿。
使い方を覚えながら、発想や思考方法の習慣を変え、文体も変えなければならない。
ちょっと面倒だなと思いつつ、まあやってみようかということになった。
4月25日より北海道立近代美術館で開催される予定だった「キスリング展」は延期となった。
美術館自体が 北海道の緊急事態宣言を受けて 5月15日まで休館することになったためだが、期日後開館できるかどうかは未定、一両日中に新たな発表があると思う。
展覧会のために作ったグッズはどうなるのか?制作者としては一番心配なところだが、ショップ担当のSTV(札幌テレビ放送)スタッフの方々も心配してくださり「ネットで販売しませんか?」と声をかけてくれた。もちろん二つ返事でOK、やることが無くなって少々だれ気味だった日常が再び活気づくことになった。
ネット販売でまず必要なものは、ショップに載せる画像だ。ガラスホルダーひとつひとつの撮影をする。凝った写真よりも分かりやすいということが一番大事。
あまり時間もないので工房の片隅に簡単な撮影場所を作り、三脚にカメラを固定して作品との距離を一定に保つ。
ナンバリングしながら、一作品につき3ポーズの撮影。
ネット販売で画像と共に必要なのが、梱包と発送の準備だ。ガラス製品には特別な配慮が必要になる。丈夫でしかも作品のサイズに合った箱は、まず市販では見つからない。そこで撮影の前に特注サイズのダンボール箱を100枚、ネットで注文しておいた。
すると注文から3日後には、茨城県の工場から北海道江別のボザール工房に注文品が届いた。
何という手際の良さだろう。
送料込みの価格が、一品あたり96円だ。しかも4枚多く入っていた。
撮影が終わったものから梱包して箱に詰め、小樽へ運送の用意。
というのもネットショップでの販売は、小樽市に住むキャンドル作家米澤さんの運営するサイトを利用させてもらうことになったからだ。
北海道は現在「緊急事態宣言」発令中、特に札幌市内への不要不急の出入りを自粛要請している現状だ。江別市からは、高速道路で札幌市内を通過して30分で小樽市に到着するが、道中どこにも立ち寄らない、走行中は車の窓を開けないということを決めて、ネットショップ用に準備した作品を米澤さんのアトリエに届けてきた。現地滞在時間5分で再出発、江別に戻った。
(かつて、前を走る車の運転手が窓を開けて外に向かって唾を吐き、それが我が車の後部座席の窓から入って子供の顔に当たるという体験をした。僕自身も咳やくしゃみをする時に車の窓を開けたことがあるけれど、もちろんそれもダメ、外出するなら感染しないさせない気配りが必要だ)
STVも僕もネットショップサイトを運営しているが、三者相談の結果、今回のネットショップ販売は米澤さんのサイトを利用させていただくことになった。その分米澤さんには随分とお手数をかけさせてしまった。大急ぎで作っていただいたショップが一昨日オープンしたので是非覗いて見てほしい。
→ Jun’s Light
―続く