昨日は朝から雲ひとつない秋晴れ、妻の生まれ育った土地「美留渡(みると)」方面を久しぶりに散策してみようということになりました。
美留渡は、ボザール工房のある江別市の北隣に位置する岩見沢市内にあります。かつて炭鉱で栄えた頃は万字線という鉄道が引かれており美留渡駅もありましたが、1985年に廃止されています。岩見沢市街から車で20分も走れば着く場所ですけれど、現在は過疎化が進み人里はなれた僻地の様相、妻の出生地でなければ訪れる理由もありません。
と言いながらも今回の散歩にはひとつ目的がありました。
「ミルトコッペ」というパン屋さんです。
名前のとおり美留渡で営業している店であり、前々から気になっていました。
パンがすぐ売り切れるという噂、朝一番で電話して予約しておきました。
場所がわかりにくいという噂、地図を見ても分からず、電話で説明を受けてもたどり着けず、ついには断念したという話も聞いています。しかしこちらには、やはり美留渡出身の義母とこの地で教員をやっていた義父がついており、難なく店に到着できました。
予約していたプレーンの食パンとクルミ食パン。(袋から出したくない)
それ以外にコッペパンを買って、それは店の前ですぐに食べてしまいました。
評判に違わぬ美味しさです。
焼けた小麦の香りと発酵したイーストのむせ返るような匂い、本物のパンの味です。
第一の目的を果たしたその後は、隣町にあるリンゴ園へ。
直売所は閉まっていたけれど、義父はそんなことにお構いなく裏の家の玄関に入っていって 園主を呼び出す。旧知の間柄で、毎年ここでりんごを買っているのだそうです。
しかし昨年一昨年と続いた豪雪で木が傷み、りんごの収穫が激減したという話。
わずかに残っていたりんごを数袋買い求めましたが、「好きなだけ持っていきなよ」とはね品のりんごを山のように持たせてくれました。
写真はその一部。
さてそろそろお腹がすいたと、近くにある「メープルロッジ」という建物へ。
この施設の周りだけ、不思議と紅葉が進んでいました。
後で知ったことですが、ここのレストランは評判が良いようです。
僕はオムライスを注文、近頃流行のとろとろ卵がチキンライスの上にのっているタイプでした。
手際よく調理した感じで、見かけもよく、ホテルのレストランのようでした。
昼食の後車に乗り込むと、「デザートにケーキでも買って帰ろうよ」と妻。
そこから家までほとんど農道みたいな人気のない道ばかり、「どこでケーキ買うの?無理でしょ」と内心思っていたら、なんとありました!
道端にあるバスの待合所みたいな黄色い小屋に「 アップルパイ、フルーツタルト」の文字が!
一度通り過ぎてしまい、あわててUターン。
農家のご夫婦がやっているみたいです。
アップルパイを買ってみました。
なかなかおしゃれな包み方です。
パイ生地が上手に焼けていて、中身のりんごの味も最高!
随分手間がかかっていると思うけど、これで200円。
満足の一日でありました。