雑記帳

時は虹色に輝くーその13-

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絵描きもそろそろ終わりに近づいています。

 

編隊を組んで北へ渡るオオハクチョウを描きました。

オオハクチョウは、ロシア北東部の繁殖地まで4000kmの距離を、途中休みながら40日間ほどで渡ります。

まだ雪のある3月後半、工房の真上を飛んでいく姿を何度か見ました。

「コオー、コオー」と鳴きながら飛ぶのは何故なのでしょう。

9月には、子供たちを連れて逆方向へ飛んでいくオオハクチョウに再会できます。(子供と大人の見分けはできませんけれど)

 

タンポポも描きました。

これも僕のお気に入りのモチーフです。

 

 

我が家の庭は、今ちょうどタンポポの最盛期を迎えています。春の命を感じる素晴らしい光景ですが、近所の迷惑になるので渋々ながら早急に刈り取らなければなりません。

 

タンポポに混じってチューリップも咲いています。

10数年前に富山県砺波市から一輪一鉢だけ持ち帰ったものですが、庭に降ろして以来これまでずっと1輪だけ咲き続けてきました。

しかし今年は3輪に増えて、寄り添うように並んでいます。

 

 

チューリップの花が開いた姿も僕は好きです。
もう少しで散る運命であり、あちこち傷つきながらも限界まで持ちこたえようとする姿が健気で美しいと思います。チューリップは蕾のうちに刈らないと球根が育たないのだそうで、だからずっと1輪のままだったわけです。分っちゃいるんですが早く刈るということができません。

ー続く

 

 

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