雑記帳

第2回ボザール国内見学旅行ーその3-

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見学旅行3日目は、箱根の三つの美術館を周ります。

 

最初に「彫刻の森美術館」

広々として見ごたえのある美術館ですが、僕たちの一番の目的は「幸せをよぶシンフォニー彫刻」と題されたステンドグラスの塔です。

塔の壁面すべてが、ダル・ド・ヴェールという厚さ25㎜ほどのガラスで埋め尽くされています。

 

1975年、フランス、シャルトルのロワール工房作。

工房の創設者ガブリエル・ロワールさんがデザインし、息子のジャックさんが制作しました。

 

以前にジャックさんにお会いしたとき、「箱根の作品すばらしいですね」と言ったら、「予想より内部が明るくなりすぎたよ」と謙遜されてました。

 

 

ロワール工房には、昨年10月のボザール海外研修旅行で訪れています。

現在はジャックさんの二人の息子さんが実質的な運営をまかされています。

 

1984年に開設されたピカソ美術館に今回初めて訪れましたが、そこにもダル・ド・ヴェール作品が設置されており、すでに息子さんのサインになっていました。

 

 

 

 

たっぷり歩いた後は、駅前の蕎麦屋で昼食。
箱根の蕎麦って有名なんだそうで。

 

施設周回バスで「箱根ガラスの森美術館」へ移動。

 

ヴェネチアン・グラス中心の展示で、どちらかといえば美術館と言うより観光用の娯楽施設の雰囲気です。

色々と楽しませるための工夫をしており、確かに楽しめました。

 

再びバスに乗り、「箱根ラリック美術館」へ。


館内撮影禁止ということでしたが、ここは入り口ドアの上、構わないでしょう(多分)。

「どこで手に入れたんだろう?」と思うくらい、予想以上に貴重な作品が揃っています。

建物全体が落ち着いた感じにまとめられており、カフェレストランでのティータイムも快適なひと時でした。

 

しかしこの後がちょっと大変。
連休の箱根って異常に混むんですね。
バスが渋滞に巻き込まれ、箱根湯元駅まで降りるのにかなりの時間を要しました。

横浜のビジネスホテルに2時間遅れで到着。
近所の中華料理店で夕食~皆様は就寝~僕はギャラリーの搬入作業へ、終わったのは翌朝4時でした。

-続く

 

 

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