第13日目(10月30日)続き :
ロワール工房を後にして、大聖堂の脇にあるGalerie du vitrail(ステンドグラスギャラリー)へ。
ギャラリーは、エルヴェさんの妹ナタリーさんがまかされています。
アンティックから模写や現代的作品まで幅広く展示販売しており、僕の作品も数点置かせていただいています。
続いて隣のユネスコ世界遺産、ノートルダム大聖堂へ。
先に訪れたストラスブールもノートルダム大聖堂、ランスもノートルダム大聖堂、何故かパリのノートルダムは日本語で通常”寺院”とされていますが、どれも仏語では同じ”Cathédrale Notre Dame ”です。
ノートルダムとは聖母マリアを意味していますから、マリアを祭っている大聖堂はどこもノートルダム大聖堂です。
シャルトル大聖堂の聖母マリア信仰を有名にしているのは、南側面にある聖母子像のステンドグラスです。
マリアの服の青は”シャルトルブルー”と称されて、ここだけで見られる特別な色と言われています。
他にも南北の薔薇窓や西の薔薇窓など見るべきものは多く、彫刻まで見始めると到底一日では終わりそうにない量です。
大聖堂の見学をそこそこに切り上げ、昼食をイタリアンで軽く済ませてから、マカロンの店でデザート。
大きなサイズのものをとってみました。
マカロン(macaron)は8世紀にフランスの修道院で作られたのが最初と言われる伝統的フランス菓子です。
その後各地に広まり、それぞれの地方に特色あるご当地マカロンができました。
近年日本でも流行っているマカロンは、パリ風マカロン(macaron parisien)がほとんどです。
パリ風マカロンは、正確にはマカロン・ムー(macaron mou~柔らかいマカロン)と称しますが、パリにある「ラデュレ」菓子店の経営者ピエール・デフォンテーヌが、1930年に2枚のマカロンにジャムやクリームをはさんで売り出したのが始まりです。
ー続くー