雑記帳

ようこそ星屑倶楽部へ

2011年4月14日
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宇宙には果てがあるのだろうか?
星の数に限りはあるのだろうか?
誰もが一度は囚われるこの疑問に一応の答えを見出したのはアインシュタインでした。
つまり「宇宙には限りがあるが果てはない」としたアインシュタイン宇宙論です。
別の言い方をするなら「宇宙の総質量は決まっているけれど、突き当たる壁はない」ということです。

またある哲学者は、夜空の星を見ていて、星の数には限りがあることに気がついたといいます。
「もし星が無限にあるなら、星と星の間に暗い空間はなく、すべての場所が星の光で満たされるはずだ」と。

一億年後にも人類は存在しているだろうか?
存在しているとして、僕が生きた痕跡がほんの僅かでも地球上に残されているだろうか?
残されていたとしてそれにどんな意味があるだろう?

この危うい現実世界でつまづかないようにと注意をすれば、周囲を気にするあまり視線は常に足元をさ迷い、進むべき方向を見失いそうになります。
時には顔を上げて遠くを見つめ、自分が何をしたかったのか思い出そう、そんな思いからスタートしたのが「星屑倶楽部」の作品制作でした。
技術的試験、デザイン的実験、誰もやったことのない新しいアイデア、誰でも考え付きそうな敬遠すべきしかし一度はやってみたかったアイデア等々、とにかく普段の注文制作ではなかなかできないことをやってみる場として機能しています。

2002年にスタートして99作まで作ることに決めたこのシリーズですが、ここしばらくはお休みが続き、15作目でストップしていました。こんな調子では最後の99作目にたどり着くのに何年かかるんだ?プルトニウムの半減期より先のことになるぞ(プルトニウム239の半減期は2万4千年ですが)と慌てて作って展覧会。
本当はそれじゃいけない、じっくりと宇宙に思いを巡らせ夢見るような速度で制作をしたかったのですが、色々事情がありましてそうもいかないわけです。

blog-12.jpg

 

ぐたぐたと言い訳しつつ今日から展覧会は始まってしまいました。
日程は下記の通り。

4月14日~22日     
ウッドいのうえ(江別)

4月24日~5月5日   
ギャラリー村岡(函館)

                                       
ようこそ星屑倶楽部へ。
№16~20までを展示しています。

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