雑記帳

ちょっと暇なんで

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「持病持ちの年寄りは買い物行くのも命がけ」の状況だけど、近所に散歩くらいはいいだろうと今季オープンしたばかりの野菜直売所を覗いて来た。
直売所の棚は、まだ半分くらいしか埋まっていなくて、しかも大半は本州産の野菜が占めている。
そんな中で目を引いたのが紫大根、江別市産で「紅しぐれ」という品種、春が旬らしい。
丸々太った立派な体型ながら200円は安い!ということでお持ち帰り。

紫大根の甘酢漬けを作ろう

大根の甘酢漬けは何度か作っているが、唯一失敗したと思ったのが電動スライサーで大根をカットした時。スライサーを使うとあっという間にカットができて大変に便利なのだけれど、当然のことながらスライスした大根の厚みは見事に均一、これが工業製品的食感を生み出してしまうと知った。つまらないのだ。口に入れる度に厚いのや薄いのがあることにより一種の愛着が湧き、”食”が楽しくなるのだと思う。

大根をカットする

4㎝程の厚さの輪切りにして皮を剥く。
紫大根の輪切り
半分にしたものを1~3㎜の厚さにスライスする。
時間がかかるのでテレビを見ながらの作業。

 紫大根薄切り
それをさらに半分にして銀杏切りに。
紫大根銀杏切り
大根はカットするとかなりのボリュームになる。
大きなボールがないので鍋の中へ。
紫大根甘酢漬け

塩もみと水出し

カットした大根の下ごしらえとして、塩もみをする。
塩を片手に一掴み、どっさりと上から振って、万遍なく行き渡るようにもみながら全体をかき混ぜる。
皿を被せて、その上に重し(水の入ったやかん)を乗せる。
やかんの使い方
こうして一時間ほど放置、大根から出た水分を捨てて、一度軽く水洗いする。
塩分は適度に残されている状態。
大根から水が出る
こうすると大根に甘酢がよく浸み込んで味が定着しやすい。

甘酢を調合する

今回は,穀物酢とシードルを使って漬けてみようと思う。
穀物酢とシードル
シードル200mlに対して、穀物酢200ml、水200ml、砂糖200g、直感だが全部200で統一してみた。もちろんこんな適当なことで最高の味加減に仕上がるわけがない。
最後にはちゃんと味を調節する秘策を用意してある。
甘酢漬け調合液
調味料と水を鍋に入れて沸騰させる。
熱いまま大根に振りかけて、常温で一晩寝かせる。

仕上げ

翌朝味見をしてみると、わずかだが酸っぱさも甘みも足りないし、リンゴの香りも飛んでいる。そこで用意しておいたこれの出番。
まろやかりんご酢
「まろやかりんご酢」というドリンクだけど、新鮮な酸味と甘み、ほのかなりんごの香りを付け足すには最適な気がする。実際にやってみると期待以上の効果があった。
あとは、ストックバッグ3袋に分けて冷蔵庫に保存。
紅しぐれ甘酢漬け
一日経ったら大根はきれいなピンク色に染まる。
紅しぐれ甘酢漬け
すぐにも食べられるけれど、5日後くらいからがより美味しい。

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