久しぶりに青空が広がり、暖かい空気の流れる気持ちのよい朝でした。
デザインを 一点仕上げなければいけなかったのですが、まずは散歩に出かけることにしました。その日の行動を朝考えて自分ひとりで決められる幸せ、「自由業で良かったあ~」と思う瞬間です。
最初に向かったのは野幌原始林(野幌森林公園)。
札幌市と江別市、北広島市に跨る大きな森です。
ボザール工房から車で5分ほどのところにあります。
今ならミズバショウが群生しているはずと思って行きましたが、期待通り青々としたミズバショウの葉が一面を覆っていました。
透き通った雪解け水が溢れるように流れ込み、湿地を満たしています。
花が咲くのはまだまだこれからというところでしょうか。
ミズバショウを題材にしたステンドグラスはこれまでに何度も作っています。
例えばこんな感じのエッチング作品。
アンティックガラスの淡い色調と繊細な質感に、春のひとときのほんの一瞬を咲き誇るミズバショウの花の はかなさを重ね合わせるイメージで表現しました。
原始林の脇を走る道道46号江別恵庭線から東に向かって見渡す限りの農村地帯が広がり、はるか遠くには、まだ雪を抱いた山々が白く輝いています。