雑記帳

愛についてー中編ー

2009年10月18日
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「ギャラクティカ」とほぼ同時に見始めたもうひとつのドラマがあります。
「新世紀エヴァンゲリオン」という日本製TVアニメです。

”何それ?アニメなんて”という人もいるでしょうが、この作品はアニメ好き、SF好きの人間達の間だけにとどまらず広い分野で話題にされ、度々そのタイトルを目にするものですから、ずっと気になっていたのです。
「ギャラクティカ」が「エヴァンゲリオン」の影響を受けていると指摘する声もあって、それじゃこの機会にこちらも見ておこうと思ったわけです。

最初に原作を見ておこうと思って、漫画喫茶に入り浸り、コミック単行本全11巻(まだ続くそうです)を一気に読みましたが、後日それが間違いであったことを知りました。アニメの制作が先で、コミックはその内容を反映させて後から出版したものだということです。

アニメのTV放映は、1995年10月から翌96年3月まで、26話で終了しました。
最終話が論議を引き起こしたという話も聞いていましたし、その部分はコミックにはまだなかったので、できるだけ予備知識を得ないようにしながら楽しみにしつつ、いそいそとTSUTAYAに通う日々が続きました。
そしてついに先々週DVDの最終巻を借りてきて、念願の「エヴァンゲリオン」征服を果たしました。(大袈裟ですが)

感想を一言と問われたら、「素晴らしい!」と言うしかありません。
これが13~4年も前に作られたものとは思えない新しさに満ち溢れています。
監督の庵野秀明氏は、この作品は「セルアニメからの解放」を目指しており、「言葉という記号を最低限の映像にするとどうなるかという試み」であると述べています。

ディズニーやジブリも素晴らしいけれど、それらは”子供向けのアニメ”という範疇で良い仕事をしようとしているものです。しかし、「エヴァンゲリオン」はその枠を超えて別次元での作品成立を果たしました。”大人向けのアニメ”などという単純な枠組みの中には収まらず、強いて言うなら”デザインアニメ”とでも呼ぶべきでしょうか。

とにかく全体が、ストーリーから音楽、オープニングやエンディング、アイキャッチや次回の予告の仕方まで、すべてにデザイン的な配慮が行き届いていて、良くできたポスターを見せられている感じがあります。何よりも伝わってくるのは、この作品にかける制作者達の熱意です。決してお座成りにはしない、新しいことをやろう、ここを見せたい、という決意やひらめきが情熱となって作品全体を”熱いもの”に仕上げています。

「エヴァンゲリオン」のために多数の曲が作られており、どれも良い曲ですが、僕が一番気に入ったのは「魂のルフラン」という曲。
この曲を力強く美しく歌い上げているのが、ー前編ーで紹介した高橋洋子であるということにしばらく気がつきませんでした。

ー後編に続くー

 

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