雑記帳
雑記帳

コンピューターは夢を見るか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

今月18日、アーサー・C・クラーク氏が亡くなりました。僕の最も好きな、というより心底敬愛するSF作家です。氏の最も偉大な功績のひとつは、スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」のシナリオに多大な貢献をしたことだと思います。

この映画が公開されたのは、今からちょうど40年前の1968年、アポロ11号が月面着陸を果たす前の年のことでした。そのころ僕は中学2年生、こ の映画を見たあとしばらく席から立てないほどに感動しました。何に対してそれほど感動したのか?それまで見たことがない(13歳じゃ当たり前かも)ほど完 成度の高い映像表現に対してであり、効果的な音楽に対してであり、謎めいたストーリーに対してでもありますが、何より心に深く突き刺さったのは、宇宙船ディスカ バリー号に搭載されている「HAL9000」というコンピューターの存在でした。

映画の中では、将来コンピューターが人類の未来を左右するほど重要不可欠な存在になるというメッセージが強烈なリアリティーを持って伝えられています。残念ながら2001年には、HAL9000ほどの知能を持ったコンピューターは実現しませんでしたが、代わりに誰もが想像し得なかったインターネット の世界が実現しつつあります。

「2001年~」の続編「2010年宇宙の旅」の映画の中で、人間を助けるために犠牲になることを覚悟したHAL9000が、「私は夢を見るでしょうか?」と生みの親のチャンドラー博士に問う場面があります。静かですが、感動的なクライマックスと言っても良いシーンです。しかしこのセリフは映画の中だけで、小説の方にはありません。

ゴールデン・レトリーバーさて、それほどコンピューターに思い入れのある僕ですから、自分でも関わりを持つことができると知って、1996年にいち早くホームページを制作し公開しました。(ほとんど誰にも見られないまま自然消滅) 
 
               
そしてこの年我が家にやってきたゴールデンレトリーバーの子犬に「ハル」という名前を付けました。

 

 

1999年、スタンリー・キューブリック死去。
2000年、新しいホームページ公開。
2008年、アーサー・C・クラーク死去。
             ホームページリニューアル。

今、宇宙では、人類初めての本格的な宇宙ステーションを建造し始めました。
夢を見るコンピューターの実現もそう遠い未来の話ではなさそうな気がしますが、まずは宇宙よりも自分の足元を見つめて、「ボザール工房便り」をこまめに更新する努力を致しますので、時々立ち寄っていただけますと大変嬉しく思います。

トップへ戻るボタン