昨晩から今朝にかけて雪が降り積もり、工房の窓から見える空地もすっかり冬景色となりました。 暑い季節には涼しげに見えるガラスですが、今この時期雪の光に映える淡色のアンティックガラスは、むしろ温もりを感じさせてくれます。 雪を見ると僕の頭の中で... もっと見る
名古屋へと行ってまいりました。 友人達に名古屋行きのことを伝えると、返信にはどういうわけか食べ物のことばかりが書かれてまして、おそらくそれは普段僕が食べ物の話ばかりしてるからなんでしょうね。事実、名古屋へ行ったら何を食べようかと大分前から楽... もっと見る
名古屋で開催するフッ酸エッチング講習会は、2日間の日程です。 初日は僕のデモンストレーション。 そのための教材作りが一昨日終わりました。 エッチングは時間がかかるため、すべての作業を実際にやって見せるわけにはいきません。 TVの料理番組のご... もっと見る
今夏のことですが、いつもお世話に なっている名古屋の株式会社十條さんからお話がありまして、 11月に十條さんの場所を借り、エッチングの講習会を開くことになりました。東京の教室とボザール工房以外では、初めての企画です。 十條さんでは、この... もっと見る
僕が何故フッ酸エッチングに魅かれたのかというと、それが光を増加させる唯一の技法だからです。 少々理屈っぽい言い方をするなら、グリザイユ絵付けを始めとするガラスの加工技術はすべて光を遮断することによって可視化するわけですが、エッチングは光をよ... もっと見る
東京で初めて絵付けの教室を持ったとき、どうしても必要だと力説して無理に作ってもらったエッチング設備ですが、僕自身ほとんどエッチングをした経験がありませんでした。 教えるための設備は万全、しかし教える内容が準備できていなかったのです。 それか... もっと見る
パリの工芸学校の教室では、大型・小型の電気炉を始めとする絵付けに関する設備は立派なものでしたが、エッチングの作業環境は貧弱でした。 小さな流し台ほどの大きさの作業台をビニールで囲っただけ。排気が室内に漏れるため、誰かがエッチングの作業をする... もっと見る
フッ化水素酸によるガラスのエッチングを初めて体験したのは、パリの工芸学校においてでした。 入学して半年後くらいに、課題のメダイヨンパネルの一工程として習うのですが、そこでは”白抜き”という一番単純な作業をするだけ。以後、卒業までの3年間で、... もっと見る
新しくなった野幌駅のすぐそばにギャラリーがオープンしました。 オーナーの清水茂子さんは、織物とアートフラワーの制作をされていて、現在は御自身の作品を展示されています。 御主人の清水昇氏は、建築関係の会社にお勤めで、インテリアコーディネーター... もっと見る
僕は生まれも育ちも札幌ですが、工房が手狭になって、17年前、隣の江別市に引っ越しました。 そのとき、引越し先の候補地として、札幌の反対隣の小樽も考えられましたが、交通の便、子育ての環境など、いくつかの理由から江別に決めました。 実際に住んで... もっと見る
実りの秋です。 我が家の冷凍庫から氷やアイスクリームがなくなって、代わりにとうきびや枝豆、キノコにジャムが詰め込まれ、最後に鮭の切り身で満杯となります。 ジャガイモやカボチャも大量に収穫しますが、冬季は天然の冷凍冷蔵庫となる工房のガラス庫に... もっと見る
ステンドグラスというと、日本ではティファニーランプに代表される照明器具を連想される方が多いようです。 この仕事を始めた30年前、観光地のショップからはランプやボックス、アクセサリーなどの小物を店頭に並べたいという依頼がほとんどで、随分とたく... もっと見る
先月の事、数年ぶりのステンドグラスランプの注文がありまして、さんざん制作に手間取った末、やっとのことで昨日取り付けてきました。 「取り付け」というのはつまり、食堂テーブルの上に飾る吊り下げ型のランプだからで、構造上電気配線をし直す必要もあっ... もっと見る
近頃ちょっとついてるなという感じがしています。 仕事上で使うデザインモチーフや材料が、必要なときに向こうからやってくるということが偶然にも何回か続いて、それがあまりにもドンピシャのタイミングなもので、「天の恵みだ!神様ありがとう」なんて感謝... もっと見る
気分転換に散歩をしたものの、どうもいまひとつ燃焼しきってない感じがしました。 気分を変えるために燃え尽きる必要があるのかどうか疑問はありますが、とにかく物足りない感じがします。 思うに、散歩しただけでは度数にして180°回転したに過ぎず、仕... もっと見る