雑記帳

質問です。 あなたが東京ドームのグラウンドのどこかに立っているとして、槍を持った観客が一人、グラウンドに向かって(特にあなたをねらってというわけではなく)その槍を投げ入れたとして、あなたに当たると思いますか? まず当たることはないな、と大抵... もっと見る

三年

ブログを書き始めて三年が過ぎました。 ”商(あきない)三年”、”石の上にも三年”、”茨の中にも三年の辛抱”、 効果があってもなくても、とにかく三年は続けることに決めていました。 三年続けられたらその後は何年でも続けられるだろうとも思いました... もっと見る

言葉もなく

11日に地震が起きて以来、ずっとテレビを見続けています。 20数年前、新婚旅行を兼ねて札幌から東京まで、小さな車に長いステンドグラスを無理矢理積み込んで行ったことがありました。 高速道路は使わずに、あえて海岸沿いの狭い道路を走りました。 次... もっと見る

ネットの力

鈴木章北大名誉教授のノーベル化学賞受賞の報道があったのは、去年の10月のことでした。 鈴木教授は僕の住む江別市にお住まいで、新聞やテレビで何度も”江別市在住”と報道されていますが、本州の知人友人にそのことを話しても、知っているという人はほと... もっと見る

仕事の内

毎日毎日、これでもかと降り続けた雪。 1月はほとんど仕事もせず、雪かきだけで終わってしまいました。 工房の掃除も最近は僕がやってますが、これは明らかに仕事のひとつです。 ならば雪かきだって仕事の内、「仕事もせず」というのは正しくありません。... もっと見る

1月17日

正月明けから続く大雪、積雪量は2メートル を超えました。 市の除雪作業が追いつかず、ほとんどの車道が両方向合わせて一車線となっています。 当然車は擦違えませんから、どちらかがわずかなスペースに退避して相手が通り過ぎるのを待つことになります。... もっと見る

春遠からじ?

15年前、現在地に移転してきて以来、毎年12月になると工房にやってくるMさんという男性がいました。 Mさんは、新聞社を退職してから後も、同じ社の広告営業に回っているとのことでしたが、大きなガラガラ声で快活に話をされる人でした。 有料の広告な... もっと見る

もしかして雪のないクリスマスになるかも?と思っていた北海道ですが、この一週間ですっかり冬景色になりました。 工房前の空き地もご覧の通りです。 北海道の冬は、我々に肉体的にも経済的にも厳しい生活を強いてきます。 しかしそんな生活の中でも、多く... もっと見る

工房のすぐ近くにある北陸銀行さんからのお誘いを受けて、今日(もう昨日になってしまった)から教室展を開催しています。 銀行のカウンター前スペースを地元の方々に活用していただきたいとのことで、広いガラス面も利用でき、ステンドグラスの展示にはうっ... もっと見る

祭りのあと

大阪の展覧会が終わりました。 展覧会とは祭りのようなもの。 長い時間をかけて準備し、その日を迎え、大勢の人と出会い、儀式をこなし、祈りを捧げます。 ホテル暮らしや夜毎の宴、非日常的な生活が続いて、気持ちは徐々に高まり軽い興奮状態に。 展覧会... もっと見る

正方形は赤

僕が高校生の時、我が家には毎月一冊の大きくて立派な画集が送られてきました。 それはある出版社の企画で、2年ほどかけて西洋の近代画家集を完成させようという目論見でした。 ダヴィッドやアングルに始まり、マネやルノアールやセザンヌが送られてきて、... もっと見る

今日はステンドグラスの移設作業をしました。 取付け作業ならいつものことですけれど、移設というのは初めてです。 5年前にステンドグラスを設置した札幌市内のS氏宅は「スウェーデンハウス」の住宅でしたが、訳あって同じメーカーのモデルハウスにステン... もっと見る

一房の葡萄

僕は小さい時に絵を描くことが好きでした・・・で始まるのは、有島武郎の童話「一房の葡萄」です。 主人公の”僕”は、級友ジムの持つ藍と洋紅の絵の具が羨ましくて、ついに盗んでしまいます。 それがばれて、若い女の先生のところへ連れて来ら... もっと見る

宙(そら)へ

僕の中学生最後の夏、我が家にもカラーテレビがやってきました。 この時期世界中でカラーテレビの普及率が一気に高くなりましたが、それには訳があります。 ケネディー大統領が約束した人類の月着陸が実現しようとしており、その様子が実況中継されると決ま... もっと見る

蚊に刺されて

今年の夏もまた随分と蚊に刺されました。 釣りに行っても、キャンプに行っても、何故か僕だけが狙われるケースが圧倒的に多く、どうもそういう体質らしいのです。 そんなことを言うと「血液型は?」なんて聞かれたりもしますが、専門家によると蚊に人間の血... もっと見る