雑記帳

歳をとったら

一昨日、運転免許証の更新に行ってきました。 免許を更新する度に確実に老けていく写真がいやで、ちょっとイタズラをしてやろうと10年前の写真を持参し、ばれるかな?どうかな?ばれたらなんて言い訳しようか、これってもしかして犯罪? 内心少々怯えなが... もっと見る

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PEACE 2011

2年前の春、長女の高校卒業の後に、僕は「PEACE」というタイトルの展覧会を各地で開催しました。そこで展示した作品群は、ウサギやネコやかえるに魚、様々な動物達がピースをしている図柄で、それまでの僕の作風とは全く違うものでした。 そのころ世間... もっと見る

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タンポポを描く

タンポポを描いたステンドグラスを作り始めて5年になります。 畑や庭いじりをやっている人間にとってタンポポは宿敵のようなものですが、結構カワイイやつでもあります。 そのあたりの複雑な心境については、ブログを始めた頃に書きました。 お時間のある... もっと見る

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選ぶ、落とす、拾う

ちょうど40年前の今頃、春先に美大の入試に失敗した僕は、東京の美術予備校に通っていました。 そこでは、実際に美大の試験官をやっているという教授が教えに来ていて、入学試験の選考方法を教えてくれました。 普通の大学ならテストの正解率で決まるわけ... もっと見る

大震災の直後、現地の悲惨な状況と共にメディアが盛んに流していたメッセージがあります。 まず、「被災地へ駆けつけるのはおやめください」といった内容で、次に「支援物資を個別に直接送るのはお控えください」、さらに「物よりも現金が一番役立ちます。寄... もっと見る

松島から石巻に近づくにつれ、道路には大型トラックや重機を積んだトレーラーが多くなり、各所に警察車両や警官の姿も頻繁に見られるようになります。 被災地に相当数の人員や物資が投入されていることが想像できましたが、実際に現場に到着してみると見渡す... もっと見る

仙台、藤崎デパートでの展覧会「わたせせいぞう展」から戻りました。 会期中、5000人を越える来場者があり、多くの方々から被災の体験を聞かせていただきました。 (わたせさんとのコラボ作品5点を入り口近くに並べました。壁から10cmほど離して... もっと見る

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何ができるだろう?

 東日本大震災の被災者のために、多くの人が支援を表明しています。 孫正義氏の100億円+引退までの報酬全額は別格としても、実業家やスポーツ選手、芸能人などが多額の金額を寄付しており、下記に挙げられているのはその極一部に過ぎません。 ・ファー... もっと見る

理事長からの提案の中に、羽ばたく鳥を3羽入れて欲しいという具体的な要望がありました。 最初に僕が提出した原画には鳥の羽が一枚一枚描かれており、翼を具象的に表現するつもりでしたが、途中で考えを改めました。 鳥は、ただの鳥ではありません。 巣立... もっと見る

3月11日の大震災のとき手がけていた仕事は、2週間ほど遅れはしたものの、4月中頃に無事取付けを終えました。  関連する記事は →「言葉もなく」                                             取付け場... もっと見る

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神楽坂を上ってー後編ー

再び神楽坂に戻ると、文房具店の「相馬屋」があります。 原稿用紙は相馬屋でなければという文士は大勢いたようですが、石川啄木もその一人でした。 啄木は、1912年1月30日、なけなしの金を持って「夕飯が済んでから、私は非常な冒険を犯すような心で... もっと見る

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神楽坂を上ってー前編ー

昨年の1月、20年来パリに住んでいた松谷芙美さんから突然の電話がありました。 「パリを引き払ってきちゃった。今、カグラザカに住んでるのよ」 帰国するかもという話は前から聞いていたので、さほど驚きはしませんでしたが、ちょっと引っかかったのがそ... もっと見る

最終日の午前中は、横浜市立大学へ。 しかし、ここでちょっとしたハプニングが・・・。 ステンドグラスの前は、柔らかな光に包まれる憩いの空間であった筈なのに、今ではご覧の通り、左右にロッカーが陣取り、真ん中に大きな鉢植えが鎮座していました。 右... もっと見る

3日目は、平山健雄氏に横浜市内を案内していただきました。 平山氏は、パリの工芸学校で1年先輩(年齢はもっと上)でしたが、ステンドグラスに関してはもちろん、プライベートなことでもお世話になっています。例えば食べ物に全く無関心だった僕が、人並み... もっと見る

朝一番で大宮駅へ。 駅舎正面には、ルードヴィッヒ・シャフラットの大作「光と水と生命」が設置されています。 しかし現在は工事中で、全貌を目にすることはできませんでした。 シャフラット氏がこの作品の設置のため来日した折、お会いして話をする機会を... もっと見る