雑記帳

青い花

暑かった夏が終わり、ようやく秋の気配が漂い始めた北海道です。 この暑さは観測史上初めてだとか、いや千年に一度の異常気象だとか、連日の少々興奮気味気象報道には辟易しているという人も多いはず。 ”平年に比べて”なんて言葉をよく聞きますが、これは... もっと見る

一本の木

「この~木なんの木、気になる木~」って、木が一本立っているのを見ると、つい口ずさんでしまう人は結構多いみたいです。 そのこととは特に関係ないのですが、一本の木を主題にしたステンドグラスを制作、先週設置してきました。 設置先は、半年ほど前に白... もっと見る

楽をしたいという気持ちは誰にでもあるでしょう。 それに金銭的欲求が加わると、”ここをこういうふうにしておくと楽に作れるぞ・・”という悪魔のささやきが聞こえてきます。 楽をすれば早くできて、”儲かる”からです。 そのかわりデザインが犠牲になり... もっと見る

到着したのは半円形の小ホール。 サンルームとして使用した場所らしく、中央に噴水があり、ふんだんに射し込む光が特別な空間を感じさせます。 少々薄暗い部屋を通り抜けてきた一同は、ここで一気に解放されたような気分になりました。 窓の上部にぐるりと... もっと見る

先週の土曜日、「小樽歴史建築ツアー」に参加してきました。 と言っても車1台、講師も含めてわずか9名の少人数ツアーでした。 元々は、「北海道にある古いステンドグラスを見に行こう」という仲間内の話から始まったことですが、僕自身見たことはなく、ど... もっと見る

人生の贈り物

僕の愛弟子(と言ってよいかどうかわかりませんけれど)が、本日京都で新婦として結婚式を挙げました。 式中、新郎新婦から双方の両親への贈り物として僕のステンドグラスを使っていただきました。 このステンドグラスの制作中、ずっと聞き続けていたのは、... もっと見る

今日、北海道札幌平岡高校へステンドグラスコンテストの審査に行ってきました。 年に一度の学校祭で開催される伝統行事ということで、縁あって数年前から審査に参加しています。 審査員なんて柄じゃないんですが、面白そうだなと思って引き受けました。  ... もっと見る

「7月4日に生まれて」というタイトルの映画をご覧になった方は多いでしょうね。 ロン・コーヴィックという1946年7月4日生まれの実在の人物による自伝を元に制作、1989年に公開した映画です。 内容は詳述しませんが、オリバー・ストーン監督の映... もっと見る

和の風景

東京での初めての個展が終わり、引き続き開催した第2回目の個展も終わって、昨日北海道に戻りました。 後の会場が加賀友禅の店「ゑり華」さんの2階であったため、ご覧の通り和服姿の方々もいらして、梅雨の蒸し暑さも忘れる涼しげな風景です。 和服と共に... もっと見る

東京で猫

なんだか近頃急に忙しくなって、完全にオーバーワーク状態です。 睡眠時間を削っても足りず、食事時間を短縮し、入浴時間をなくし(家族には不評です)、トイレに行くのを我慢してもまだ追いつきません。 かくなるうえは子供の行事に不参加にしよう、という... もっと見る

僕の住む江別市は札幌市のすぐ隣ですが、その境界線近くの江別市内に「酪農学園大学」があります。その名のとおり酪農を教える大学で、日本全国からその道を目指す学生たちが集まっています。 キャンパスには広い牧草地があって、この季節、長い冬の間牛舎で... もっと見る

展覧会が始まって二日目の夜、斉藤花さんが会場でミニコンサートを開いてくれました。 斉藤花さんといえば、知る人ぞ知る近頃売れっ子のシンガーソングライターで、日立製作所のWOOOシリーズやニベアのCMにも起用されています。 実は、ギャラリーのオ... もっと見る

一昨日から東京に来ています。 新宿区神楽坂近くのアートスペース「Bienvenue chez nous」にてステンドグラスの展示作業をしています。 5月1日にオープンしたばかりのこのスペースは、フランス製のアンチックな家具に囲まれ、フランス... もっと見る

青い鳥

「幸せになりたい」って誰もが思うことです。 でも何が幸せかは、人によって随分違うものですよね。 1983年の春、東京、赤坂のドイツ文化会館で催された「世界のメルヘンクラフト」展に出品することになった時、僕は即座に「青い鳥」を題材に選びました... もっと見る

近頃テレビで盛んに宣伝してますが、ティム・バートン製作の「不思議の国のアリス」が面白そうですねえ~。 子供の頃に読んだルイス・キャロルの原作は、しばらく悪夢にうなされるほど強烈な印象でしたが、1951年制作のディズニーアニメでは、面白おかし... もっと見る