作品の輝き

2016年7月21日

今年も行ってまいりました。札幌平岡高校学校祭におけるクラス別ステンドグラスコンテストの審査です。 僕と美術の先生、それともう一人別の先生の三人が、いくつかの観点から作品に点数を付けて、金銀銅の三賞と特別賞を決めます。通常は合計点数の高いもの… もっと見る

それぞれのココペリ

2016年7月19日

先週の16日土曜日、北海道は好天に恵まれました。ちょっとやってみようか、なんて軽~いノリで企画した「木とガラスのココペリ講習会」に数名の人が集まってくれました。   会場は小野昭一氏の自宅敷地に建てられた多目的ホール「KOCOMA… もっと見る

トドまってはいけない展 13

2016年5月1日

毎年この時期に開催してきた「トドまってはいけない展」を今年も行います。 展覧会の創始者の一人であり名付親でもあった近藤勝さんが昨年お亡くなりになり、会を存続するかどうかという話し合いが持たれましたが、”トドまってはいけない”という近藤さんの… もっと見る

続・絵が描けない?

2016年2月21日

ヨーロッパに現存する古いステンドグラスの模写をすることによってその制作技術と感性を学ぶ、というやり方はパリの工芸学校(通称メチエ)で実践していた教授法ですが、ボザール教室でもその方法を取り入れています。 メチエの授業は、製図やガラスカット、… もっと見る

絵が描けない?

2016年2月19日

数年に一度くらいのことですが、ボザール工房に「ステンドグラスの作家になりたい」という人が訪ねてきます。 その方々の年齢は中学生から定年後までの幅があり、性別も経歴も様々です。しかし、必ずと言っていいほどある共通の質問を発せられます。 それは… もっと見る

見えない所が大事

2016年2月11日

台湾の地震被害の様子が連日メディアで報道されています。そんな中で頻繁に目にするのは倒壊し多くの犠牲者を出したビルの様子ですが、20年前の建築時に手を抜いた事実が明るみに出ました。 建築においては”見えない所が大事”なのは周知のことですが、見… もっと見る

忘れる力

2016年1月1日

齢を取ったら物忘れが激しくなります。 「いやしかし、それは努力次第である程度克服できることでしょう」と周囲に吹聴していたのは5年前、「忘れてないふりならできそうだ」と密かに思い始めたのが3年前、昨年は「忘れて何が悪い!」と、ついに開き直って… もっと見る

いちご畑でつかまえて

2015年12月11日

今年のロッテ”洋酒チョコレート”シリーズ新作は、「ストロベリーブランデー」です。近所のスーパーには定番の「ラミー」と「バッカス」 しかなかったもので、今年は新作がないのかなと思っていたら、教室の生徒さんが別のスーパーで見つけて持ってきてくれ… もっと見る

何事も3度目には飽きられる

2015年11月24日

今日から5日間、年に一度のボザール工房教室展を開催します。4年前のことになりますが、会場に最適のギャラリーが江別市内にできたので、それ以来ステンドグラスの作品展に使わさせてもらうようになりました。 教室展は3回目ですが、”何事も3度目には飽… もっと見る

ハディサの戦い

2015年11月19日

13日夜に起きたパリ同時多発テロ事件は、いまだ終焉の兆しが見えません。それどころかフランス空軍の報復爆撃によって、事はよりいっそう拡大しているように見えます。 そもそもテロリストはなぜパリを標的にしたのか?ISの目的は何か?新聞やネット上で… もっと見る

ステンドグラスの強度ーその6-

2015年11月11日

ステンドグラスの耐久性に関しては、正しい方法で作ったなら100年はもつということを歴史が証明しています。100年というのは鉛の寿命ですから、100年毎に新しいケイムで組みなおせば、数千年はもつでしょう。ガラスは地球上にある物質の中で最も経年… もっと見る

ステンドグラスの強度ーその5-

2015年10月28日

ガラスのカットは、人それぞれやり方があるでしょう。人によって身長も手の大きさも力の強さも違うのですから当然のことです。しかしながら、パテの詰め方に関してはただ一つの方法、前回説明した方法しかないと思います。かなりの独断と思われそうですけれど… もっと見る

ステンドグラスの強度ーその4-

2015年10月26日

ステンドグラス制作の最後の工程は”パテづめ”です。軽視されがちな作業ですが、作品の強度や耐久性を大きく左右する大切な工程です。 パテとは、基本的には石灰を油で練ったもので、隙間を埋めたり素材を固定したり、古代から現代まで世界中で使用されてき… もっと見る

ステンドグラスの強度ーその3-

2015年10月23日

日本の古くからあるステンドグラス工房では、”面はんだ”という方法によってはんだ付けをしているところが多いようです。これはケイムの接合部分だけでなく、表面すべてにはんだをまぶすというやり方です。見かけがきれいだからとか、その方が固く丈夫になる… もっと見る

ステンドグラスの強度ーその2-

2015年10月21日

あらゆる製作物の技法には一連の流れというものがあって、各工程の間には密接な繋がりがあります。ステンドグラスの組み立てからはんだ付け、パテづめまでは、それぞれが互いを支えあう一連の作業であり、出来上がったステンドグラスの強度と耐久性に大きく関… もっと見る